FOOT
足の痛み・足底筋膜炎
足の痛みは、足底腱膜炎やアキレス腱の障害、捻挫、外反母趾など原因がさまざまです。
歩行に直結するため、原因に応じた対応が大切です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な症状 | かかと・足裏・足首・足の指の痛み |
| 代表的な原因 | 足底腱膜炎・アキレス腱炎・捻挫・外反母趾 |
| 検査 | 診察・必要に応じて画像検査 |
| 治療 | 安静・薬・インソール・リハビリ |
足の痛みでは、関節そのものの病気も見逃せません。足の親指の付け根が突然赤く腫れて激しく痛む場合は痛風、足首や膝が急に腫れる場合は偽痛風(ピロリン酸カルシウム結晶沈着症)の可能性があります。いずれも血液検査や画像検査で区別していきます。
朝の一歩目のかかとの痛み(足底腱膜炎)、足首の痛みや腫れ、親指の付け根の変形・痛みなどが現れます。
歩き始めの一歩目が最も痛く、動いているうちに軽くなるのは足底腱膜炎に典型的です。一方、突然の激痛で赤く腫れ、熱をもち、じっとしていても痛む場合は、痛風や偽痛風、感染による関節炎を考える必要があります。痛みの始まり方が見分けの手がかりになります。
使いすぎ、合わない靴、扁平足や外反母趾、捻挫などが関わります。
足には片足だけで26個の骨があり、体重を支えながら細かく動くため、負担が集中しやすい部位です。加齢によるアーチの低下、体重の増加、硬い路面での運動などが引き金になります。また、尿酸値が高い方では、足の関節に結晶がたまって痛みを起こすことがあります。
問診で痛みの起こり方・部位・経過を確認し、動きや神経の状態を診察します。必要に応じてレントゲンなどの画像検査で骨や関節の状態を調べます。
レントゲンで骨の変形や骨棘、関節の隙間を確認します。腱や靭帯の状態を詳しく見たい場合、また痛風・偽痛風との区別が必要な場合には、超音波検査や画像検査、血液検査をあわせて行います。当院はCT・MRIを備える予定です。
痛みや炎症に対する薬・注射などの治療に加え、理学療法士によるリハビリテーションで、動きの改善と再発予防をめざします。インソールや靴の工夫もあわせて行います。
足底腱膜炎では、足裏とふくらはぎのストレッチ、インソールによる衝撃の分散が中心になります。痛風や偽痛風と判断された場合は、まず炎症を抑える治療を行い、落ち着いてから尿酸値の管理など再発予防に進みます。原因によって進め方が異なります。
私はこれまで救急・集中治療を専門としてきました。次の場合は早めの受診を。
- 足の親指の付け根などが突然赤く腫れて激しく痛む(痛風・偽痛風の疑い)
- 足が赤く腫れて熱をもち、発熱を伴う(感染の疑い)
- 糖尿病があり、足に傷や潰瘍がある・皮膚の色が悪い
- けがの後に体重をかけられない・変形している
迷ったら無理に様子を見ず、当院または整形外科、救急医療機関へご相談ください。
急に赤く腫れて熱をもつ場合は、温めたりもんだりせず、冷やして高く上げてお越しください。糖尿病のある方は、痛みを感じにくく傷の悪化に気づきにくいため、毎日足の裏まで確認する習慣が予防につながります。ふだん履いている靴もお持ちいただくと参考になります。
八王子市では65歳以上が人口の約4分の1を占め、今後さらに高齢化が進むと見込まれています。加齢に伴い、骨折・関節の痛み・ロコモティブシンドロームなどの整形外科的なトラブルは増えやすく、市でも介護予防の取り組みが進められています。また八王子は内陸性気候で冬の冷え込みが強く、路面の凍結による転倒にも注意が必要な地域です。
足の痛みでお悩みの方を、当院はめじろ台駅から徒歩圏(八王子市椚田町)に2026年10月1日開院予定で、リハビリテーションも含めて土日祝・夜9時まで診療する予定です。高尾・西八王子・北野など市内各エリアからも通いやすい立地です。
健診で指摘された方、これまで受診をためらっていた方も、まずはお気軽にご相談ください。アクセスや診療時間は「診療時間・アクセス」をご覧ください。
出典・参考:八王子市「人口統計」
朝のかかとの痛みは何ですか?
足底腱膜炎のことが多いです。ストレッチやインソールが有効です。
捻挫は冷やすだけでいいですか?
適切な処置と、靭帯損傷の確認が大切です。ご相談ください。
この記事の監修者
八王子総合クリニック院長
石川 浩平(いしかわ こうへい)
医学博士/日本救急医学会 指導医・専門医/日本集中治療医学会 専門医/日本航空医療学会 認定指導者
お子さまからご高齢の方まで、地域のかかりつけ医として一人ひとりに真摯に向き合う診療を心がけています。
本ページの内容は院長 石川 浩平が監修しています。
最終更新日:2026年6月



