FRACTURE
骨折・捻挫・打撲
転倒やスポーツによるけがでは、骨折・打撲・捻挫などが起こります。見た目では区別が難しく、レントゲンなどで確認が必要なこともあります。
適切な初期対応とリハビリが、回復を左右します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な症状 | 痛み・腫れ・内出血・動かしにくさ・変形 |
| 代表的なけが | 骨折・打撲・捻挫・脱臼 |
| 検査 | 診察・レントゲン等 |
| 治療 | 固定・処置・リハビリ(必要時は連携病院へ) |
骨折の中には、レントゲンだけでは分かりにくいものもあります。高齢の方の背骨の圧迫骨折や、股関節・手首・足の甲などに起こる小さな骨折は、初回の撮影で写らないことがあり、痛みが続く場合には日を改めての再検査や別の検査が必要になります。
けがの後の痛み・腫れ・内出血・動かしにくさが現れます。骨折では変形やひどい痛みを伴うことがあります。
捻挫と骨折は見た目では区別がつきにくく、腫れや内出血の強さだけでは判断できません。押したときに一点だけ強く痛む、けがの直後から体重をかけられない、動かすと骨がずれるような感覚がある——こうした場合は骨折を疑って検査を受けてください。
転倒・衝突・ひねり・スポーツなどによる外力が原因です。骨が弱い高齢の方は軽い力でも骨折することがあります。
高齢の方に多い骨粗鬆症では、しりもちをついた程度でも骨折することがあります。一度骨折すると次の骨折のリスクが高まるため、骨密度の測定と骨の治療をあわせて行うことが再発予防につながります。当院ではDEXA法による骨密度測定を導入する予定です。
診察とレントゲンなどで、骨や関節・靭帯の状態を確認します。手術が必要な骨折などは速やかに連携医療機関へご紹介します。
初期対応では、まず患部を動かさずに固定し、腫れを抑えることが重要です。骨折の部位や程度によって、固定で治せるものと手術が必要なものがあります。判断のために、けがをしたときの状況と痛みの出方をできるだけ詳しくお聞かせください。
痛みや炎症に対する薬・注射などの治療に加え、理学療法士によるリハビリテーションで、動きの改善と再発予防をめざします。固定や処置の後、リハビリで動きの回復と再発予防を行います。
症状や部位に応じて、レントゲンでは分かりにくい骨折や、靭帯・半月板などの損傷が疑われる場合には、MRIやCTによる検査を行います。当院はCT・MRIを備える予定で、検査から固定・リハビリまでを院内で進められる体制を整えます。
私はこれまで救急・集中治療を専門としてきました。次は緊急の対応が必要です。
- 明らかな変形・骨が見えている(開放骨折)
- 強い痛みで動かせない・しびれや冷感を伴う
- 1m以上の高さからの転落・墜落
迷ったら無理に様子を見ず、当院または整形外科、救急医療機関へご相談ください。
受診までの間は、患部を動かさないよう副木や雑誌などで固定し、心臓より高く上げて冷やしてください。処置や手術の可能性を考え、飲食は控えていただくと安全です。変形している部分をご自身で戻そうとしないでください。
八王子市では65歳以上が人口の約4分の1を占め、今後さらに高齢化が進むと見込まれています。加齢に伴い、骨折・関節の痛み・ロコモティブシンドロームなどの整形外科的なトラブルは増えやすく、市でも介護予防の取り組みが進められています。また八王子は内陸性気候で冬の冷え込みが強く、路面の凍結による転倒にも注意が必要な地域です。
骨折・打撲・捻挫でお悩みの方を、当院はめじろ台駅から徒歩圏(八王子市椚田町)に2026年10月1日開院予定で、リハビリテーションも含めて土日祝・夜9時まで診療する予定です。高尾・西八王子・北野など市内各エリアからも通いやすい立地です。
健診で指摘された方、これまで受診をためらっていた方も、まずはお気軽にご相談ください。アクセスや診療時間は「診療時間・アクセス」をご覧ください。
出典・参考:八王子市「人口統計」
湿布で様子見でよいですか?
腫れや強い痛みがあれば骨折のことがあります。早めに確認を。
リハビリは必要ですか?
固定後の機能回復にリハビリが重要です。
この記事の監修者
八王子総合クリニック院長
石川 浩平(いしかわ こうへい)
医学博士/日本救急医学会 指導医・専門医/日本集中治療医学会 専門医/日本航空医療学会 認定指導者
お子さまからご高齢の方まで、地域のかかりつけ医として一人ひとりに真摯に向き合う診療を心がけています。
本ページの内容は院長 石川 浩平が監修しています。
最終更新日:2026年6月



