HAND
手・手首・指の痛み
手・手首・指の痛みは、腱鞘炎や使いすぎ、加齢による変化、神経の圧迫(手根管症候群)などが原因になります。
日常生活への影響が大きいため、早めの対応が大切です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な症状 | 手首・指の痛み・腫れ・しびれ・動かしにくさ |
| 代表的な原因 | 腱鞘炎・手根管症候群・使いすぎ・加齢 |
| 検査 | 診察(必要に応じて検査) |
| 治療 | 安静・薬・装具・リハビリなど |
手指の痛みや腫れが左右対称に出る、朝のこわばりが30分以上続くといった場合には、関節リウマチの可能性も考えます。リウマチは早い段階で治療を始めるほど関節の変形を抑えやすいため、血液検査で早めに確認しておくことが大切です。
手首や指の付け根の痛み、動かすと引っかかる(ばね指)、指のしびれ、握力の低下などが現れます。
痛む場所と時間帯が手がかりになります。親指側の手首が痛めばドケルバン病、夜間や明け方に親指から薬指がしびれれば手根管症候群、指の第一関節が腫れて変形すればヘバーデン結節が考えられます。複数の指が同時に腫れる場合は、関節リウマチも念頭に置きます。
手の使いすぎによる腱鞘炎、手首での神経の圧迫(手根管症候群)、加齢による関節の変化などが関わります。
妊娠・出産期や更年期には、女性ホルモンの変化によって腱や腱鞘がむくみやすくなり、腱鞘炎やばね指が起こりやすくなります。手をよく使うお仕事や家事に加えて、こうした時期が重なることが発症のきっかけになることがあります。
問診で痛みの起こり方・部位・経過を確認し、動きや神経の状態を診察します。必要に応じてレントゲンなどの画像検査で骨や関節の状態を調べます。
診察では、腱鞘の腫れや圧痛、指の引っかかり、しびれの範囲を確認します。関節リウマチが疑われる場合には血液検査を、骨や関節の変形を確認する場合にはレントゲンを行います。必要に応じてCT・MRIによる評価も行える体制を整える予定です。
痛みや炎症に対する薬・注射などの治療に加え、理学療法士によるリハビリテーションで、動きの改善と再発予防をめざします。装具による安静や、動作の工夫もあわせて行います。
腱鞘炎やばね指では、装具による安静や、炎症を抑える注射という方法があります。手根管症候群では、夜間だけ手首を固定する装具が有効なことがあります。関節リウマチと診断された場合には専門的な薬物治療が必要となるため、連携する医療機関へおつなぎします。
私はこれまで救急・集中治療を専門としてきました。次は早めの受診を。
- 指のしびれが強く、夜間や明け方に悪化する
- 力が入らず物を落とす・筋肉がやせてきた
- けが後の強い痛み・変形
迷ったら無理に様子を見ず、当院または整形外科、救急医療機関へご相談ください。
受診の際は、いつからどの指がしびれるか、夜間に悪化するか、どの動作で痛むかをお伝えください。手を振ると楽になるかどうかも、手根管症候群を疑う手がかりになります。指輪は腫れると外れなくなるため、早めに外しておいてください。
八王子市では65歳以上が人口の約4分の1を占め、今後さらに高齢化が進むと見込まれています。加齢に伴い、骨折・関節の痛み・ロコモティブシンドロームなどの整形外科的なトラブルは増えやすく、市でも介護予防の取り組みが進められています。また八王子は内陸性気候で冬の冷え込みが強く、路面の凍結による転倒にも注意が必要な地域です。
手・手首・指の痛みでお悩みの方を、当院はめじろ台駅から徒歩圏(八王子市椚田町)に2026年10月1日開院予定で、リハビリテーションも含めて土日祝・夜9時まで診療する予定です。高尾・西八王子・北野など市内各エリアからも通いやすい立地です。
健診で指摘された方、これまで受診をためらっていた方も、まずはお気軽にご相談ください。アクセスや診療時間は「診療時間・アクセス」をご覧ください。
出典・参考:八王子市「人口統計」
しびれもあります
手根管症候群など神経の問題のことがあります。診察で確認します。
湿布で様子見でよいですか?
長引く・しびれを伴う場合はご相談ください。
この記事の監修者
八王子総合クリニック院長
石川 浩平(いしかわ こうへい)
医学博士/日本救急医学会 指導医・専門医/日本集中治療医学会 専門医/日本航空医療学会 認定指導者
お子さまからご高齢の方まで、地域のかかりつけ医として一人ひとりに真摯に向き合う診療を心がけています。
本ページの内容は院長 石川 浩平が監修しています。
最終更新日:2026年6月



