STIFFNESS
首や肩のこり
肩こり・首こりは、姿勢や使いすぎ、筋肉の緊張や血行不良で起こる、とても一般的な症状です。
まれに別の病気が背景にあることもあるため、長引く・強い場合は確認が大切です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な症状 | 肩・首の張り・重さ・痛み・頭痛を伴うことも |
| 主な原因 | 姿勢・長時間同じ姿勢・運動不足・ストレス |
| 注意 | 長引く・しびれを伴う場合は要確認 |
| 検査 | 診察(必要に応じて) |
| 治療 | リハビリ・姿勢指導・薬など |
肩こりは病名ではなく症状であり、国内の自覚症状の調査でも上位に挙がる、頻度の高い訴えです。多くは筋肉の疲労や血行によるものですが、頸椎の病気や、まれに心臓・胆のうの病気が肩の症状として現れることもあります。
肩や首の張り・重だるさ・痛みが続き、頭痛やめまいを伴うこともあります。
片側だけが強い、腕のしびれを伴う、安静にしていても改善しない、といった場合は、単なる筋肉のこりとは異なる原因を考えます。とくに、体を動かしたときに肩や首、あごに広がる痛みが出る場合は、心臓の病気に伴う痛みである可能性があります。
長時間のデスクワークやスマホ、姿勢の悪さ、運動不足、ストレス、冷えなどが関わります。
デスクワークでは、頭が前に出た姿勢が続くことで首の後ろの筋肉が絶えず緊張します。加えて、眼鏡やコンタクトの度が合っていないことによる眼精疲労、無意識の歯のくいしばり、冷房による冷えなど、意外な要因が重なっていることもあります。
問診で痛みの起こり方・部位・経過を確認し、動きや神経の状態を診察します。必要に応じてレントゲンなどの画像検査で骨や関節の状態を調べます。
まずは注意すべきサインがないかを確認します。そのうえで、姿勢や肩甲骨の動き、筋肉の緊張している場所を診察し、必要に応じて画像検査を行います。神経の症状がある場合には、当院で導入予定のCT・MRIによる評価も検討します。
痛みや炎症に対する薬・注射などの治療に加え、理学療法士によるリハビリテーションで、動きの改善と再発予防をめざします。姿勢の見直し・ストレッチ・適度な運動の指導もあわせて行います。
温める、動かす、姿勢を整えるの3つが基本です。同じ姿勢を30分から1時間ごとに崩すだけでも効果があります。リハビリでは、肩甲骨を動かす運動と胸まわりのストレッチを中心に、ご自宅で続けられる方法をお伝えします。
私はこれまで救急・集中治療を専門としてきました。次は別の病気のサインのことがあり、早めの受診を。
- 手のしびれや力の入りにくさを伴う
- 突然の激しい頭痛・吐き気を伴う
- 胸やあごの痛みを伴う
- 発熱や首を曲げると強く痛む
迷ったら無理に様子を見ず、当院または整形外科、救急医療機関へご相談ください。
体を動かしたときに出て、休むと治まる肩や首の痛みは、心臓からの痛みであることがあります。マッサージや湿布で改善しない場合は、一度心臓の検査を受けることをおすすめします。受診時は、どんなときに症状が出るかをお伝えください。
首や肩のこりは、長時間のデスクワークや姿勢、筋肉の緊張などが原因となることが多い身近な症状です。しかし、救急医療の現場では、「ただの肩こりだと思っていた」という患者さんの中に、心筋梗塞や頸動脈・椎骨動脈の解離など心臓や頸部の血管の病気など、早急な対応が必要な病気であったケースも経験してきました。そのため、首や肩のこりでは、痛みやこりだけを見るのではなく、症状の経過やしびれ・脱力、胸の症状なども含めて総合的に評価することを大切にしてまいります。丁寧な診察と適切な検査を行い、最善の治療を進めるとともに、専門的な診療が必要な場合には速やかに適切な医療機関へおつなぎしてまいります。
八王子市では65歳以上が人口の約4分の1を占め、今後さらに高齢化が進むと見込まれています。加齢に伴い、骨折・関節の痛み・ロコモティブシンドロームなどの整形外科的なトラブルは増えやすく、市でも介護予防の取り組みが進められています。また八王子は内陸性気候で冬の冷え込みが強く、路面の凍結による転倒にも注意が必要な地域です。
肩こり・首こりでお悩みの方を、当院はめじろ台駅から徒歩圏(八王子市椚田町)に2026年10月1日開院予定で、リハビリテーションも含めて土日祝・夜9時まで診療する予定です。高尾・西八王子・北野など市内各エリアからも通いやすい立地です。
健診で指摘された方、これまで受診をためらっていた方も、まずはお気軽にご相談ください。アクセスや診療時間は「診療時間・アクセス」をご覧ください。
出典・参考:八王子市「人口統計」
マッサージでいいですか?
一時的には楽になりますが、姿勢や筋力の改善が根本対策です。
頭痛も肩こりからですか?
関連することがあります。気になる場合はご相談ください。
この記事の監修者
八王子総合クリニック院長
石川 浩平(いしかわ こうへい)
医学博士/日本救急医学会 指導医・専門医/日本集中治療医学会 専門医/日本航空医療学会 認定指導者
お子さまからご高齢の方まで、地域のかかりつけ医として一人ひとりに真摯に向き合う診療を心がけています。
本ページの内容は院長 石川 浩平が監修しています。
最終更新日:2026年6月



